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2025.05.19

給湯器号数の選び方ガイド|家族構成や使用状況で変わるポイントとは?

給湯器には号数があり、導入に際して選ばなければなりません。しかし16号・20号・24号などといった号数を見ても、違いが分かりにくいので、迷ってしまうでしょう。

給湯器の号数とは、お湯をどれだけの量・スピードで出せるかを示す重要な指標です。家族の人数や使い方によって、適切な号数は変わります。

この記事では、給湯器の号数ごとの違いや、家族構成・使い方に応じた正しい選び方を、わかりやすく解説します。

さらに、福岡で給湯器の設置や交換を検討している方に向けて、地元で安心して相談できる「EQo-Pitch(エコピッチ)」の魅力もご紹介。迷わず、自分の暮らしにぴったりの給湯器を選ぶヒントを見つけましょう。

給湯器の号数=1分で出せるお湯の量

給湯器の号数とは、42℃のお湯を1分間に出せる量を示す単位です。例えば16号は、1分間に約16リットルのお湯を出せることを意味します。

号数が大きい給湯器であれば、一度にたくさんのお湯を使えます。複数の場所で同時に使いたいご家庭や、大家族のご家庭向きです。

なお一般的なご家庭でよく使われてる号数には、16号・20号・24号の3つがあります。

給湯器の号数の選び方【家族構成別】

ご家庭で使われている16号・20号・24号の給湯器について、目安として、それぞれ何家族に対応可能なのか、ご紹介します。

家族構成

推奨号数

主な用途例

1~2人

16号~20号

シャワー+キッチン同時使用

3~4人

20号~24号

バス+キッチン同時使用

5人以上

24号以上

複数箇所同時使用

一人暮らしの場合

一人暮らしの方には、16号の給湯器がぴったりです。シャワーを浴びながらキッチンでお湯を使うことが頻繁にない場合であれば、十分な湯量を確保できます。

ただし、湯船にたっぷりお湯を張る頻度が多い方や、冬場にお湯が出るまでの時間が気になる方は、16号では足りない可能性があります。その場合は、20号を選ぶことで、より快適に使えるのでおすすめです。

「ちょっと余裕がほしいな」と感じるなら、少し大きめの号数を選ぶとよいでしょう。

2〜3人暮らしの場合

夫婦や小さなお子さんがいる家庭など、2〜3人の暮らしには、20号が一般的な目安です。

お風呂とキッチンを同時に使うシーンが出てくる場合、この号数があればストレスなく使えます。

とはいえ、朝や夜にお湯の使用が集中するご家庭や、食洗機・洗面所などで頻繁にお湯を使う場合は、24号を選んだ方が安心です。

家族の生活スタイルに合わせて、少し余裕をもたせると、失敗を回避できます。

4人以上の家庭の場合

4人以上のご家庭には、24号以上の給湯器が適しています。特にお風呂・洗面所・キッチンを同時に使うことが多いご家庭では、湯量に余裕があることで、快適さがぐんと増すのを実感できるでしょう。

また、寒い季節はお湯が出るまで時間がかかることがありますが、号数に余裕があれば、立ち上がりもスムーズです。

給湯器の容量不足では、「毎日のお風呂がぬるく感じる」といった事態になりかねません。これでは、癒しの時間であるはずの入浴が、ストレスになるでしょう。こういった事態避けるためにも、世帯人数に見合った号数選びが大切です。

使用状況に応じた選び方

給湯器の号数は、ご家族の人数だけでなく、「どんなふうにお湯を使うか」でも選び方が変わります。

複数箇所で同時に使うケース

お風呂と台所、シャワーと洗面台など、同時に複数の場所でお湯を使うことが多い家庭は、号数が高めのものを選ぶと安心です。ご家族の人数別の号数目安より、1号大きいものを選ぶと、お湯の出が安定しやすくなります。

冬場や寒冷地での使い方

冬の寒い時期や寒冷地では水温が低いため、同じ温度のお湯をつくるにも、多くのエネルギーが必要です。そのため、号数が小さいとお湯がぬるく感じることがあります。

号数が高めのものを選ぶと、冬でもしっかり温かいお湯が使えるので、おすすめです。

号数変更時の注意点

今使っている給湯器の号数を変更したいときは、いくつか注意すべきポイントがあります。ただ号数を上げるだけでなく、住まいの設備との相性を確認することが大切です。

配管や設備の確認

給湯器の号数を大きくするとお湯の流れる量が増えるため、配管がそれに対応していないと十分に機能しないことがあります。とくに古い住宅では、水道管の太さや材質に注意が必要です。

工事が必要な場合の対応

号数を上げるには、設置場所のスペースやガスの供給量の見直しが必要になる場合があります。

こういったケースでは、まずは専門の業者に相談しプロの観点でのアドバイスを受けながら、適切な工事方法や機種選びを進めるのが安心です。

給湯器の号数確認方法

今使っている給湯器の号数がわからなくても、自分で簡単に確認できます。買い替えや修理のときにも役立つので、チェックしておきましょう。

ここでは、2つの方法をご紹介します。

本体ラベルの見方

給湯器の本体には、メーカー名や型番、号数などが書かれたシール(ラベル)が貼られています。このラベルに「16号」や「24号」といった表記があれば、それが号数です。

型番で確認する方法

もし号数の表記が見つからない場合は、型番を手がかりに調べましょう。メーカーのホームページで型番を検索すれば、どの号数かが確認できます。

給湯器の号数選びでよくある失敗3選

よくある給湯器の号数選びの失敗には、次の3パターンがあります。

  • 「安いから」という理由で号数の小さいものを選び、お湯の量が足りずに困る
  • お湯が足りないと困るからと大きすぎる号数を選び、持て余す
  • 大きいお湯を選んだからたっぷりお湯を使えるが、使いすぎて光熱費が増大

値段で選んでお湯が足りず困る

一旦給湯器を導入すると、号数を変更したいからと買い替えるのは、容易ではありません。給湯器は号数が小さいほど、本体価格が下がります。導入コストを抑えるために、号数の小さい給湯器を選んだ場合、お湯の量が足りず、不便な思いをするかもしれません。しかも、簡単にサイズアップできないので、ストレスを抱えたまま生活することになります。

お湯が足りないと困るからと大きい給湯器を選んで持て余す

給湯器の号数が大きくても、同じお湯の使用量なら光熱費は変わりません。例えば、16号でも24号でも、同じ量のお湯を使えば光熱費は同じです。

しかし本体価格は、号数が大きいほど高くなります。

能力が高すぎる給湯器の号数を選んだ場合、機能を持て余し、初期費用を多くかけすぎた、という結果になりかねません。

大きい給湯器を選び湯を使いすぎて光熱費が高くなる

号数が大きいと、1分間当たりに使えるお湯の量が増えます。また複数個所でのお湯の利用が可能です。

そのため、気づかないうちにお湯を大量に使ってしまい、光熱費がかさんでいた、ということはよくあります。

給湯器の号数で迷ったときはプロ相談するのがベスト

実際の使い方や家の状況に合わせて、最適な機種や号数のアドバイスを受けられるのが、プロに相談する大きなメリットです。失敗のリスクも減るので、安心して選べます。

給湯器の号数を選ぶシーンは、そう何度も経験するものではないため、誰もが最適な選択肢で迷うもの。そして高価な買い物ですから、失敗は可能な限り回避しなければなりません。

だからこそ、給湯器の号数選びに迷ったら、地域密着の専門店に相談するのが一番安心です。

福岡で給湯器選びならEQo-Pitchへ

EQo-Pitchは福岡エリアに特化し、各種メーカーの給湯器をメーカーから直接仕入れ、専門スタッフが取り付け・交換・修理まで一貫して対応しています。外注や外部スタッフを使わないため、中間マージンを最大限抑え、リーズナブルな価格で高品質なサービスを提供できるのが強みです。

福岡エリアでの緊急なトラブルや交換に、迅速に対応できます。

福岡で給湯器の設置や交換を検討している方は、地域密着型で信頼できるEQo-Pitchに、ぜひご相談ください。

まとめ

給湯器の号数選びは、家族構成やお湯の使い方によって大きく変わります。号数が小さいと同時使用時に不便を感じやすく、大きすぎると光熱費が無駄になることも。

普段の生活スタイルや季節ごとの使い方を考慮し、最適な号数を選ぶことが大切です。迷ったときは専門スタッフに相談することで、安心して快適な給湯生活を実現できます。

給湯器取付・交換・修理
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